忙しいあなたへ7分で伝える任意整理のデメリット/メリット

毎月返済しても借金が減らない。

全部でいくら借りているのかわからない。

まちにまった給料日。でも一瞬で残高が消えていく恐怖。

迫ってくる支払いをやり過ごすことでいっぱいいっぱい。

もはやキャッシングへの抵抗感がない。

言いようのない不安がつねにつきまとう。

 

上記は、これまで私の心を支配していた感覚です。 通勤・休憩・帰宅の合間か、はたまた一日の9割5分を終え、気力をふりしぼり、貴重な自分の時間をさいてこのサイトに訪問してくれたあなたへ。 この記事は、すこしでもあなたの不安が解消されて、勇気ある一歩を踏みだせるように願いながらまとめました。

 

この記事でわかること ・任意整理の概要 ・メリット、デメリット ・あなたが任意整理をおこなうべきか否か ・任意整理にかかる費用 ・任意整理ができないケース

  本文を読まなくても、下記の目次全般と最下部「任意整理後の生活、どうしても伝えたいこと」の見出しにさえ目をとおしていただければ、大方の内容を把握することができます。そして自分が任意整理をするべきかを判断して、行動にうつせるようになっています。  

 

目次

任意整理とは、裁判所を通さない手続き

Debt consolidation Overview

もし、あなたが借金を返済できなくなりつつあるのであれば、「任意整理」は、利息の免除とそれにともなう月々の支払いの減額、そして完済にむけて会社や家族・恋人・友人にバレることなくとりくむことができる非常に有効な手段となります。  

2つのデメリット

1.ブラックリスト(信用情報機関)に事故情報として登録されます

信用情報機関には、あなたの「氏名 / 生年月日 / 性別 / 住所 / 職業 / 年収 / 借入れや返済履歴」といった情報が掲載されており、銀行や保険・クレジットカード会社で共有されています。 そこに”返済事故”として登録されるため、任意整理開始~完済してから最長5年間は、新規のクレジットカード発行やローンをくむことが非常にむずかしくなります。 身近なところでお話しすると、携帯電話の分割購入もできなくなります。  

2.現在所持しているクレジットカードは使えなくなります

ですが、指定の業者を整理対象からはずすことで、そのカードを継続利用する方法もあります。 ただし、更新時の与信紹介で金融事故情報が確認されて利用停止になる可能性がありますので、手元にカードを残すのであれば「いつ使えなくなってもいい」状態にしておきましょう。

例)Yahoo!JAPANカードの借り入れが50万円。 楽天カードからは5万円キャッシングしており前者のみを任意整理して後者はこれまでどおり継続すれば、 楽天カードは引き続き使用することが可能です。

 

7つのメリット

Repayment Estimate

メリットに関しては、冒頭でもすこしふれていますが、改めてわかりやすく記載していきます。  

1.業者からの支払催促がとまります

複数社からの借り入れにより、月々の返済が遅延・とどこおっている場合は、債権者から郵送・電話にて容赦ない催促をうけているかとおもいます。 ところが任意整理を始めた瞬間から、嵐のようにきていた連絡がぱったりとやみます。 これは、つねに付きまとう不安や焦りが消えて、潜在的なストレスから解放されるということです。 いかに自身の精神が圧迫されて異常をきたし、冷静な判断を欠いていたかを実感することができますよ。

 

2.過払い金を請求できます

過払い金請求とは、過去の返済(完済も含む)をさかのぼり、借入れの上限金利を定めた法律「利息制限法」と付けあわせて再計算することで、利息を支払いすぎていた場合にその金額をとりもどすために消費者金融やクレジットカード業者へ支払いをもとめることです。 ※ただし、現在の利息(15~20%)に定められた2010年(平成22年)6月18日以降の借り入れに関しては、過払いは発生しないきまりとなっています。

また、過払い金の時効は最後の取引から10年です。利息の計算は専門知識をようしますので、心あたりがある場合は、法律事務所へ相談してください。

>>>【司法書士法人杉山事務所】 過払い金・債務整理について全国無料相談対応。メール、電話どちらでも受け付けています。  

3.利息支払いのカット・減額が見込めます

Settlement

 

なぜ、利息が免除もしくは軽減されるのかというと、支払いが困難な状態においてもなんとか完済するために、債権者(お金を貸している側)と債務者(借りている側)もしくはその代理人(司法書士)の話し合いにより、収入や今後の返済計画に理解してもらうことで、一定条件のもと「和解」にいたるからです。 ですから、「任意整理 = 利息カット」ということではありません。条件は相手やこちらの状況・交渉結果によってもたらされるのです。 司法書士に依頼すると、基本的には経過利息と将来利息の両方免除にむけて取り組んでもらえます。

利息の種類 経過利息:これまでに発生した利息です。返済の遅れにより別途発生する「遅延損害金」もふくまれます。 将来利息:このさき、完済するまでの間に発生する予定の利息です。

 

4.月々の返済負担が軽減されます

上記で記述した利息のカットと、分割支払い回数を調整することで、無理のない返済スケジュールを設定することができます。  

5.資産を残すことができます

任意整理は、個人再生や自己破産とちがって借金の元本を減額・免除してもらうような手続きではありません。 したがってその対価となる資産や財産を手ばなしたり、制限されることはないのです。  

6.手続きが楽です

任意整理は、個人再生や自己破産と違って裁判所にでむく必要がなく、陳述書や収入・資産に関する証明書の提出もありません。 さらに法律事務所と契約して依頼することで、相手(貸し手側)とのやりとりや必要書類の作成、返済管理といった、ほとんど全てをお任せすることができます。 あなた自身のやることは、司法書士との数回の面談と電話連絡、必要あらば預金・給与振込口座の変更だけで事がすみます。  

7.会社や家族にばれるリスクが低いです

源泉徴収票の発行や、手続き・対応等で不自然に会社を休む必要もなく、裁判所や借入先からの連絡もきません。 また、法律事務所とのやりとりにおいても、連絡時間帯の希望をうけてもらえたり、書類郵送の際は発送元を記載しないで送ってもらえる等の柔軟な対応をしてくれるところが多くありますので、安心して手続きを進めることができます。  

任意整理を検討するべきタイミングはいつか? 債務額が把握できなくなり借り入れにたいする感覚もマヒしてしまったときです

一般的には、「借り入れの総額が年収(手取り)の2割、もしくは月の返済額が月収の3分の1を超えていると返済がきびしくなっている」と言われています。 ですが、実際にはその人の環境や外的要因によって判断基準は大きく変わってきます。

環境 独身 / 既婚 / 子供がいる / 親の介護をしている / 仕事の調子 / 雇用形態 / 交友関係 / 健康状態 / 借金の理由(住宅ローン?投資?ギャンブル?学費?生活費?)
外的要因 どこからお金を借りているのか? 銀行・証券会社・信販会社(クレジットカード業者)・消費者金融)/ 金利 / 支払催促を受けている / 条例 / 政府の施策

  あげていくとキリがありませんね。 ですので、注視するポイントは「自分の借金にしっかりと向き合い、債務状況を把握しているか」の一点に限ります。 目を背けたい気持ちにすこしでもなっているのであれば、それは限りなく赤に近い黄色信号が灯っており、完済するのは非常にむずかしいことだと認識してください。

 

返済減額例(月額1.5万円緩和+利息37万円カット)

以下のスライドに、具体的な借り入れを仮定した減額例を紹介しますので参考にしてください。

 Reduction

 

司法書士への依頼費用について(借り入れ4社で32万円の内訳)

Reward

  任意整理を法律事務へお願いする場合は、内容に応じた「報酬」を分割で支払います。 どれぐらいの金額がかかるのか、4社から借り入れた私の体験をもとに、具体的な項目と費用をご紹介します。

借入先4社 ・アコム株式会社(債権者数3) ・三菱UFJニコス株式会社(債権者数1) ・ワイジェイカード株式会社(債権者数1) ・楽天カード株式会社(債権者数1)
※以下記載額はすべて税抜き ①着手金 190,000円 ※以下記載額はすべて税抜き 結果の成否を問わず支払う報酬です 内訳:50,000円×2者、20,000円×1者、10,000円×2者 ②報酬金 100,000円 和解を成功させた場合に発生します 内訳:20,000円×4者、10,000円×2者 ③顧客台帳管理費用 30,000円 通信費や郵送代をはじめ、案件管理にかかると見込まれる金額から算出されます

※過払い金がもどってくる場合は上記とは別に報酬が発生します。   そのほか諸経費として、返済中の代理対応及び相談費用。 振込手数料として、毎月6,000円(1,500円×4社)の「弁済サポートコンサル顧問費用及び振り込み手数料」がかかりました。

 

任意整理のながれ

前項の「6.手続きが楽です」でもふれましたが、法律事務所に依頼すれば以降の対応は司法書士が代行してくれます。 あなたのやることは、”音信不通にならないこと。無駄づかいを控えて、毎月の返済金を確保すること”のみです。

 

任意整理を自分でやるのは無謀です

仕組みとしてはご自身でも取り組むことができます。 ですが、「法律に関する非常に高い知識と交渉術をそなえ、多くの時間・エネルギーをついやし、百戦錬磨の手だれを相手に巧妙な駆け引きとタフな折衝をおこないつつ、専門性の高い書類作成~和解締結までを自力でやりとげる」強い意志と覚悟はありますか?

すこし意地悪な言いまわしになってしまいましたが、こちらが素人だと思われたらまともに取り合ってもらえるかもわかりません。 たとえ交渉ができたとしても、圧倒的に不利な内容で進められる可能性が高いです。 「餅は餅屋」ということわざにならって、ここは専門家にまかせましょう。 ですが、その専門家選びには注意をはらってください。任意整理を取りあつかう法律事務所は日本全国に数えきれないほど存在します。

残念ながら、そのすべてが優良というわけではありません。 対応がおそい、雑、ひどいところでは本来債務者にもどるはずの過払い金をちょろまかしてかすめとる「和解詐欺」をはたらく悪徳な事例もあります(実際に私自身も過去この被害にあい、数十万円の損失をうけました)。

過払い返金は他人がすすめることではありません。 「電話やポスティングで勧誘してくるような団体、弁護士はあやしいと」疑ってください。  

パートやアルバイトでも「一定の収入」があれば手続き可能です

任意整理するにあたり、債務者の職業や就業形態の制限はありません。 問われるのは返済能力。つまり、安定した収入があればいいのです。

【シュミレーション】手取り月額 - 月の支出 - 債務総額1/60 = プラスであれば任意整理を行えます

下記スライドを参照して、ご自身が任意整理後に返済をしていけるのかシュミレーションをしてみましょう。

 Arbitrary Arrangement Simulation

 

任意整理ができない5つのケース

5年以内で完済できない

任意整理での返済期間は原則3年、最長でも5年間です。 借金元本が500万円あるのにたいして、月々5万円しか返せないようであれば任意整理はできません。  

一度も返済していない

債権者からの立場からしてみると、「これまで売上に貢献してくれていないうえに将来収益まで絶たれる」まったく商売にならないお話ですので取り合ってもらえません。 むしろ「最初から利息を踏み倒すつもりだったのでは」と疑われてしまう可能性すらあります。 先ずは通常の返済をもとめてくるでしょう。 取引期間が極端に短い場合(指標としては3カ月以内)も該当します。  

安定収入がない

任意整理はあくまでも完済を前提にした交渉になるので、返済能力のない状況では和解に応じてもらえません。 収入がすくなければ、「個人再生」もしくは「自己破産」の手続きをすすめるほかありません。  

担保をいれている

借金を返済できなくなったときの保証として車や自宅を貸金業者に預けている場合は、任意整理が難しくなります。 なぜなら、債権者側は「いざとなったら財産を売り払うことで、損害をカバーできる」立場にあり、和解を拒絶される可能性が高いからです。  

債権者から取り合ってもらえない

数はすくないですが、会社の方針として和解交渉に応じない業者も存在します。 最悪の場合、裁判所に訴えられて給与を差しおさえられてしまうといったリスクも...

リスクを避けるために 一番の方法は、手続きを司法書士等の専門家に依頼することです。 彼らはこれまでの経験から交渉に応じる・拒否してくる業者を熟知しておりますので、状況に応じた適切な対策を行ってくれます。 仮に和解交渉を拒絶する業者が案件に含まれている場合は、(その企業・団体を)任意整理対象から外した解決策を提案をしてくれることもあります。
 

その他Q&A(時間に余裕があるときに読んでください)

保証人がいるケースの注意点

任意整理に司法書士が介入した場合、貸金業者から債務者への取立は禁止されますが、保証人に対する行動には規制がないため、請求がまわってしまいます。 その際は保証人があなたの代わりに弁済するか、それが叶わない場合はいっしょに任意整理をすることになります。 保証人の有無はしっかりと確認して手続きをおこないましょう。  

車、住宅ローンへの影響と対処法

任意整理後の一定期間は、信用情報機関(返済の遅延がなければJICCのみ)に事故情報が登録されているため、新規のローンを組むのは非常に難しくなります。 ブラックリストから消えるまでには、”完済後”5~7年の期間が必要だと認識してください。 また、すでに契約中のローンを任意整理してしまうと車や住宅が処分されてしまいます。 その場合は整理の対象からはずすことで資産を残せます。

 

銀行口座の開設は問題なくできます

銀行のカードローンを任意整理した場合、直結する口座は一定期間利用できなくなります。 ですが、他の銀行での口座開設に関しては、まったく影響を及ぼすことはないので安心してください。  

任意整理をしても所持できるクレジットカード

利用に制限がありますが、お店やインターネットでのショッピングで「カード決済を利用したい」ということであれば、預金口座から直接引きおとされる”デビットカード”で代用できます。 ※デビットカードでは決済できない支払い:分割・リボ払い、公共料金、携帯電話・プロバイダー料金、ETC料金、ガソリンスタンド

>>>任意整理後もETCを利用できる方法【会社員 / 個人事業主】  

家族カードはご自身が本会員でなければ所持できます

契約名義(本会員)があなた以外のご家族であれば、基本的には継続して利用できますが、カード更新時の与信で制限される可能性はあります。 また、あなたが任意整理をした会社で、身内の方が新たに家族カードを発行する場合に審査が通らないことがあります。  

任意整理は何度でもできます

個人再生や自己破産と違って、期間の制限なく何回でもおこなえます。 ですが、任意整理は相手(債権者)の同意を得られたうえでの手続きであり、その約束(和解条件)を変更することは、相応の理由と返済能力・条件を示すことが必要となります。  

任意整理後の生活と、あなたに伝えたいこと

私の経験からのべると、任意整理をおこなったことによる生活面での悪影響はほぼありません。 何より借金と向き合えたこと、終わりが見えない返済地獄から抜け出せた安堵感と時間はかかるけれども完済への道筋が見えたことによる希望や日々の生活にたいする意欲を取りもどすことができました。

ときには欲しいと思った品物やサービスを分割支払いで購入できずに不便と思うことはありますが、”金銭感覚のリハビリ”だと思えば、かえってありがたいことです。 任意整理をする前は、「この先どうなるかわからないけれど、なんとかなるだろう」と思考を停止させて、自分に言い聞かせてきました。 そうでもしなければ、大きな不安に押しつぶされてしまうから。

でも、現実は何ひとつ変えられず、それどころか状況は悪化するばかりで、大切にしなくてはいけなかった人たちをたくさん傷つけてきました。 あなたが債務を抱えた理由はわかりません。 でも、確かなことは、計画性のない借金はあなただけでなく、そばに寄り添ってくれている人までも不幸にします。 今のままでは絶対に幸せをつかむことも、あたえることもできません。

本質的なことをお話しすると、任意整理ができるか否かは二の次です。 もし、将来の自分がぼやけてしまっているのであれば、なんとか一歩を踏み出してください。 どうか、人生をあきらめないでください。あなたを思ってくれている家族・恋人・友人がいるならば、しっかりと向き合ってほしい。 未来を捨てるのも、切り開くのもあなた次第です。

>>>【司法書士法人杉山事務所】 過払い金・債務整理について全国無料相談対応。メール、電話どちらでも受け付けています。